ファッションで聞くテック系って何?テックスタイルをつくるにはどんなアイテムを使えばいいの?こういった疑問を抱えていませんか。そこでこの記事では、
- テック系の定義と特徴
- テック系ファッションのアイテム
- テック系ファッションにおける着こなし術
- テック系ファッションのおすすめブランド6つ
- テックアイテムのメンテナンス方法
といった内容を解説し、あなたの悩みを解決します。
それではテック系の解説を始めます!
テック系とは
定義と特徴
テック系は、防水や軽量など、機能性を現代ファッションに取り入れたスタイルです。アウトドアやスポーツで磨かれた技術を、街着へと落とし込んでいます。
テック系は機能性を大切にするため、化学繊維を中心にしたアイテムがよく使われます。そのため、じょうぶで長持ちしやすいうえ、雨の日でも気軽に使える点が魅力です。さらに、むだをそぎ落としたデザインと、黒やカーキなど落ち着いた色使いが加わり、都会的な印象をつくり出します。
ゴープコアとの違い
テック系とよく比べられるスタイルは、ゴープコアです。テック系もゴープコアも機能性を大切にする点は似ていますが、着こなしや色使いが異なります。テック系は、全身を機能性アイテムでそろえることが多く、色は無彩色やアースカラーが中心です。
https://wear.jp/tkkitaura/23852579/
一方ゴープコアは、全身を機能性アイテムでまとめず、アウトドアの要素をふだんのコーデに自然に取り入れるスタイルです。また、明るい色もよく使うため、テック系よりポップな雰囲気になります。
https://wear.jp/taktaku20032003/27396450/
しかし、現在のファッション界では、テック系とゴープコアの区別が曖昧になっており、同じものとして扱っている人も多いです。そのため、この記事ではテック系とゴープコアを同義として解説を進めていきます。
ゴープコアについてはこちらの記事でも解説しています↓

アイテム

テック系ファッションには、表のように数多くのアイテムがあります。今回は、その中から3つのアイテムをピックアップし、それぞれの魅力について説明します。
シェルジャケット
テック系を代表するアイテムとして、まず紹介するのは、シェルジャケットです。シェルジャケットは、天候の変化に強いジャケット全般を指します。

ゴアテックスなど機能性素材を使うものが多く、雨や強風、雪など、さまざまな悪天候に対応できるのが特徴です。また、状況を問わず使えるバランス型だけでなく、雨に強いもの、雪に強いものなど、一つの気候に特化型もあります。そのため、求める機能に合うものを選びやすい点も魅力です。
したがって、どんな環境でもテック系を楽しみたく、ニーズにも細かく応えてほしい人に、シェルジャケットはおすすめです。
カーゴパンツ
次に紹介するのは、カーゴパンツです。カーゴパンツは、膝周辺にポケットが付いたパンツで、もともと貨物船員向けに作られました。

作業着として生まれた背景から、ポケットの収納力、頑丈さ、動きやすさなど、機能性に優れています。加えて、スケーター系やミリタリーなど、テック系以外のスタイルにも合わせやすい、ファッション性の高さも魅力です。
機能性とファッション性の両方をかなえたい人に、カーゴパンツをおすすめします。
スケーター系やミリタリー系については、こちらの記事でより詳しく解説しています↓


テックスニーカー
最後に紹介するのは、テックスニーカーです。機能性に富んだスニーカーで、名前のとおり機能面が魅力です。

テックスニーカーは、厚底のソールにより衝撃吸収性やクッション性に優れています。例えば、テーマパークなどで長時間歩いても、疲れにくく快適に過ごせます。さらに、高い防水性を誇るものもあり、雨の日でも気にせず履けるのが強みです。
そのため、足元の快適さを大切にしたい人や、雨を気にせずおしゃれを楽しみたい人におすすめです。
着こなし方
テック系アイテムの着こなしで大切なのは、全身を機能性アイテムで固めないことです。全身を機能性アイテムで固めると、登山着や運動着に近い雰囲気になり、街着としてのおしゃれさが伝わりにくくなります。そこで、テック系アイテムを上手に取り入れる着こなし方を2つ紹介します。
他の系統と混ぜる
1つ目の着こなし方は、ほかの系統を混ぜることです。例えば画像のように、ストリートやモード、クラシックなどと組み合わせると、テック系の機能的な雰囲気が中和されます。その結果、運動着からおしゃれ着へと印象が変わります。
この着こなし方は、カジュアルだけでなく、きれいめにも合わせられる柔軟性が魅力です。したがって、テック系アイテムを多くのコーデに活かしたい人は、まず1つ目の着こなし方から挑戦しましょう。
個性的なアイテムを加える
2つ目の着こなし方は、個性的なアイテムを加えることです。1つ目はテック系アイテムの比率を下げる方法でしたが、2つ目は比率を保ったまま個性を出す方法です。例えば下の画像のように、小物や色物のアイテムを足すと、全身がテック系アイテムでまとまっていても、おしゃれ着らしく見えます。
1つ目の着こなし方に飽きた人や、全身をテック系アイテムでまとめたい人に、おすすめです。
おすすめブランド6選
アクロニウム
1つ目のおすすめブランドは、アクロニウムです。テックウェアの概念を生み出したブランドで、アウトドアとストリートの要素を併せ持ちます。Gravity Pocketなど、実用的なディテールを開発する点も、機能性を重視するテック系ならではの魅力です。
アークテリックス
2つ目のおすすめブランドは、アークテリックスです。ほかを寄せつけない圧倒的な機能性と、ミニマルなデザインを両立しています。特にバックパックのアロー22は有名で、ビームスが別注するほどの人気を誇ります。
ストーンアイランド
3つ目のおすすめブランドは、ストーンアイランドです。コンパスパッチのデザインで有名で、ガーメントダイの染色により、製品全体に独特の風合いと色ムラをつくり出しています。そのため、機能的でありながら表情豊かなアイテムが多い点が特徴です。
Nike ACG
4つ目のおすすめブランドは、Nike ACGです。All Conditions Gear(あらゆる状況に対応するギア)をコンセプトに、機能性とストリートらしい見栄えを両立したアイテムを展開しています。なかでも、エアフォースワンを生んだNikeのノウハウが生かされたテックスニーカーをおすすめします。
THE NORTH FACE
5つ目のおすすめブランドは、THE NORTH FACEです。アウトドア業界に数々の革命を起こしてきたブランドで、デナリジャケットは今も名作として知られています。比較的安価で、手に取りやすいうえ、人気ブランドとのコラボにも積極的です。
Patagonia
6つ目のおすすめブランドは、Patagoniaです。比較的リーズナブルな価格帯でありながら、環境意識が高く、製品を買うとサステナビリティに貢献できます。機能性だけでなく、デザイン性も高く、日常のコーデにも取り入れやすいブランドです。
メンテナンス方法
テック系アイテムは、高機能だから、洗濯すると傷むからと、手入れをさぼるのはNGです。なぜなら、汚れが生地にたまると、透湿性や撥水性が落ち、服の寿命が縮むためです。寿命を延ばすために、日ごろの手入れのポイントを4つ紹介します。
- 洗濯ネットを使う。摩擦やほかの衣類との絡まりから、生地を守れるため。
- ジッパーやベルクロを閉じる。ジッパーの歯やベルクロが生地に引っかかり、傷むおそれがあるため。
- ドローコードは緩める。絞ったまま洗うと、型崩れにつながるため。
- 撥水加工のアイテムは、香料や柔軟剤を含まない洗剤を使う。化学物質が繊維に残り、撥水性能が落ちるため。
まとめ
では、今回の内容をリスト形式で振り返りましょう。
- テック系=機能性を現代ファッションに取り入れたスタイル
- 特徴は、化学繊維を中心にしたアイテム / むだのないデザイン / 落ち着いた色使い
- 数あるアイテムの中でも、シェルジャケット / カーゴパンツ / テックスニーカーがおすすめ
- 着こなし方としては、他の系統と混ぜる / 個性的なアイテムを加えるの2つが大事
- メンテナンス方法は、洗濯ネットの使用 / ジッパーとベルクロを閉じる / ドローコードを緩める / 香料と柔軟剤フリーの洗剤を使うの4つ










コメント