グランジファッションにはまったからコーデを組みたいけど、
- どんなアイテムを使えばいいの?
- コーデを組むためのポイントは?
こういった疑問を抱えている人いませんか。そんな悩みを解決するために、この記事では以下の内容を解説します。
- そもそもグランジファッションとは
- グランジと他の系統の違い
- グランジコーデで使うアイテム
- グランジコーデを組む際の注意点
それでは解説を始めます!
グランジファッションとは
グランジは、ひとことで表すと清潔感のないスタイルです。整った雰囲気ではなく、だらしなさに価値を置く点が特徴です。
グランジは、1990年代初頭にアメリカのシアトルで生まれたグランジロックから派生しました。なかでも、カート・コバーンが象徴的な存在として知られています。
https://billboard-rock.com/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA/post-1162/
ありのままで荒々しい姿を大切にする価値観が、音楽からファッションにも広がりました。その結果、清潔感よりもだらしなさが重視されるようになりました。そのため、ダメージ感、汚れ感のあるアイテムと、使い込まれた古着が、グランジの定番として定着しています。新品のようなきれいさではなく、くたびれた質感そのものが魅力として評価されます。
他系統と比較 パンクやy2kとの違い

グランジと混同されやすいスタイルに、パンクとy2kがあります。表を見ても分かるように、グランジは着飾らない精神、パンクは反体制精神、y2kは未来感を表現したスタイルです。以下では、パンクとy2kが、グランジとどう違うのかを具体的に解説します。
グランジとパンクの違い
パンクは、ルールに従わず、常識にとらわれない精神を表現したスタイルです。グランジが自然体の雰囲気を大切にするスタイルである一方、パンクは、既存の価値観への反抗心をファッションで主張します。また、パンクにはDIY精神もあります。服を自分で加工したり飾りを付けたりするため、安全ピンなどが使われるのも特徴です。ダメージ感のあるアイテムを使う点はグランジと共通しますが、パンクではダメージに意思や主張が込められています。
グランジとy2kの違い
y2kは、2000年前後の未来感を表現したスタイルです。グランジとパンクが、過去や既存の価値観に向き合うのに対し、y2kは、未来への憧れや希望に目を向けています。さらに、厚底スニーカーやサングラスなど、小物を多用する点も特徴です。着飾らないグランジとは対照的に、小物で全身を華やかに作り込みます。
パンクとy2kについては、下の記事で詳しく解説しています。


グランジコーデで使うアイテム

表を見れば分かるように、グランジでは、着古した感やダメージ、オーバーサイズのアイテムが好まれます。全てを解説するのは大変なため、ここからは、表の中でも特に定番なアイテムを4つ紹介します。
ネルシャツ

ネルシャツは、起毛素材のフランネルを使ったシャツを指します。保温性が高く、肌触りが柔らかく、型崩れしにくい点が特徴です。グランジに取り入れる際は、毛羽立ちや色あせがあるものを選びましょう。くたびれた質感が、グランジらしいだらしなさを演出する決め手です。
モヘアニット

モヘアニットは、アンゴラ山羊から取れるモヘア糸を使ったニットを指します。保温性や吸湿性に優れ、肌触りのよさが特徴です。グランジに取り入れる際は、オーバーサイズのものを選ぶと、ラフで力の抜けた雰囲気になります。さらに、毛玉がある古着らしいものなら、整った印象を避けられるため、グランジらしい着こなしへの近道です。
ダメージデニム

ダメージデニムは、名前のとおり、傷みや破れがあるデニムパンツを指します。カジュアル感とヴィンテージ感が強い点が特徴です。グランジに取り入れる際は、少し大きめの穴が開いたものや、加工がやや広範囲にわたるものがおすすめです。他系統では強すぎるダメージ感でも、だらしなさに価値を置くグランジでは、世界観とよくなじんでくれます。
コンバース

コンバースは、アメリカで誕生した有名スニーカーの一つです。ストリートやアメカジなど、幅広い系統に合わせやすく、グランジコーデにも自然に取り入れられます。ただし、新品のままだときれいすぎる印象になりがちなため、白い部分をやすりや土でリメイクするのがおすすめです。使い込まれたような汚れ感が加わることで、グランジらしい足元に仕上がります。
グランジコーデについて ダサくなる原因とは?
以下では、グランジコーデの注意点と、実際のコーデ例を紹介します。まずは、コーデ作りで気をつけたい点を3つ説明します。
清潔感のないアイテムの割合に注意
1つ目のポイントは、清潔感のないアイテムの個数に注意することです。なぜなら、ダメージジーンズや色あせたトップスなど、すべてのアイテムをグランジテイストにすると、清潔感が欠けすぎるためです。特に30代以降の方は、だらしなさだけでなく、無理に若作りしている印象も与えやすくなります。

また、グランジアイテムが少数でも、ダメージや汚れ感が強すぎるとNGです。そのため、まずは1〜2個取り入れるのがおすすめです。その後は、自分に合うよう、アイテム数やダメージの度合いを調整しましょう。
オーバーサイズには限度がある
2つ目のポイントは、オーバーサイズの限度を考えることです。オーバーサイズのアイテムは、コーデにカジュアルさとリラックス感を加える魅力があります。しかしサイズが大きすぎると、おしゃれを通り越してだらしない印象になります。つまり、ただ大きなアイテムを着るのではなく、サイズ感の限度を意識しましょう。
限度の目安は、袖丈は手が隠れない長さ、着丈はお尻が半分〜3/4隠れる長さです。目安の範囲に収めると、ラフさを出しつつ、だらしなくなりすぎない着こなしになります。
外見にも気をつける
3つ目のポイントは、外見です。コーデの系統がグランジのみの場合は、独特な色気や男らしさが増すよう、あえて崩した見た目をつくりましょう。ひげがなく、髪もワックスで整った見た目では、ありのままで清潔感に欠けるグランジの雰囲気と、つり合いません。グランジ一本のコーデでは、ひげを生やしたり髪をぼさぼさにしたりした外見のほうが、似合いやすくなります。


外見づくりが難しい場合は、コーデに子供っぽい要素を加えるのも手です。グランジ要素を和らげると、顔が幼くても、コーデに違和感が出にくくなります。和らげるには、英字がプリントされたTシャツを着たり、ストリートなどの他系統を混ぜたりする方法があります。
グランジコーデ集 3つのポイントを復習!
グランジ要素を持つのは、インナー、アウター、ボトムスの3つです。数は多いものの、フェード感と加工を適度に抑えているため、清潔感が保たれています。サイズ感では、着丈と身幅は標準的ですが、袖がダボっとたまり、オーバーサイズ感も出ています。
ダメージがあるのは靴だけのため、清潔感が損なわれていません。加えて、黒で統一した色使いとシルエットにより、大人らしさとグランジが共存しています。シューズがスリムで、きれいな1本線のシルエットになっている点も、すっきりした印象につながります。
インナー2枚に強めのダメージがありますが、パンツとアウターにはダメージがないため、清潔感が維持されています。インナーの着丈はお尻より下に届かず、身幅も適度に収まっています。さらに、英字ロゴを使うと、可愛らしい顔立ちでもコーデに違和感が出にくくなります。
トップスとボトムスにダメージがあり、特にトップスは強いインパクトがあります。サイズ感は、袖丈がかなり長いものの、手が隠れていないため、限度を超えないオーバーサイズです。着丈と身幅を抑えているため、Aラインシルエットが生まれています。
アウターの少しくたびれた質感と、インナーのヴィンテージ感が、グランジ要素です。そして、短丈のアイテムが生むAラインシルエットが、上品さを演出しています。ベースは上品な雰囲気ですが、丸みのあるシューズを合わせると、きりっとした印象と可愛らしさが両立し、顔立ちにもコーデがなじんでいます。
まとめ
最後に、今回の解説の要点をリスト形式で振り返りましょう。
- グランジは、だらしなさやくたびれた感じを魅力とするスタイル
- パンクとは、反抗精神とDIY精神を持つ点で、y2kとは、未来感と華やかな雰囲気に仕上げる点で異なる
- グランジコーデで使うアイテムには、くたびれた感じ / ダメージ感を持たせるのがポイント
- グランジコーデを組む際は、清潔感のないアイテムの割合 / サイズ感 / 外見とのつりあいに注意







コメント